「響30年」が世界の舞台で最高賞を受賞

click040927_5.jpg ここ数年で国際的な評価を急速に高め、世界中の愛好家から注目を浴びている日本のウイスキー。その勢いはとどまるところを知らず、第9回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2004では、サントリーの「響30年」がとうとう最高賞である「トロフィー」を受賞しました。
(写真:受賞シーン)

 このコンクールはイギリスで毎年開催されるもので、ウイスキー部門、ブランデー部門、ラム部門など5つの部門が設けられています。今回は約30カ国600品がエントリー、ウイスキー部門が300品と全体のほぼ半分を占めました。ウイスキー部門の審査方法は、世界のウイスキー蒸溜所のマスターブレンダーなど、世界屈指のウイスキーのプロによる目隠し官能テスト。そのため審査結果には毎年高い関心が寄せられます。
 響30年が受賞した「トロフィー」は、すべての部門を越えた最高賞で、受賞はまさに快挙です。そのほかウイスキー部門で「響21年」が金賞、「響17年」は銀賞を受賞と、過去最多のメダルを獲得したアテネオリンピックの日本選手の活躍を彷彿とさせる成績でした。
 9月23日にはロンドンで表彰式が開催され、サントリーの鳥井信吾副社長(兼マスターブレンダー)と輿水チーフブレンダーが渡英、晴れの舞台で「トロフィー」の栄冠を受けました。鳥井副社長は「日本でウイスキーづくりを始めて80年。世界に認められてたいへんうれしい」と話していました。
http://www.suntory.co.jp/news/2004/8781.html

授賞式風景
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2004.9.27

2004年09月27日 14:32