発売欧州で先行発売され人気を呼んでいるサントリー響12年が、9月15日によくやく日本でも発売される。シングルモルトマニアを驚かせた梅酒樽熟成原酒や30年貯蔵の希少な原酒を用いた、圧倒的にマイルドでスムーズな味わいだという。
写真:ストレートとツワイスアップはテイスティンググラスで供される
9月3日、この待望のウイスキーを楽しむスペースとして丸の内パークビル(東京)にオープンしたのが「ANTHEMBLE by My Humble House(アンセンブル バイ マイ ハンブルハウス)」。30代〜40代の男性をメインターゲットに据えた、響12年をさまざまな飲み方で楽しめる店だというので、さっそく出かけてみる。するとカウンターにはまだ出回っていないはずのサントリー響12年がずらり。先行発売されている欧州から逆輸入したのだそう。
まずはストレート。ソフトな甘さを感じるクリーンな香りがたち、評判どおり口中にまろやかに広がっていく。オンザロックは大きな丸氷がひとつ入ったスタイル。冷えてしまった味わいにはまた別の魅力がある。三杯目はハイボールを試す。ソーダが入ると香りは華やかさが増したよう。中華とエスニックの両方の要素をもったシンガポール料理によく合った。
広々とした店内のテーブル席はゆったりした配置で、小パーティーができる個室や、一段高くなった眺めのよい窓際の席など多彩。一緒に飲む相手に合わせてシーンを変えられて、使い勝手がよさそうだ。これからよく立ち寄る店になりそうだ。
バーカウンターは6席。サントリー響12年がずらりと並ぶ
シンガポール料理はマイルドなのにどこかエスニック風味が漂う
プラムやラズベリー、蜂蜜を思わせる芳香。貴方は嗅ぎ分けられるか
2009年09月08日 20:58