スローフードジャパン燗酒コンテスト2012の表彰パーティ「温める上質」が10月19日に開催された。入賞した酒蔵や一般参加者など110名が集まる盛大な催しとなった。
写真:「なべにかん」に改名? 燗酒をアピールするなべやかんさん
このコンテストは今回で4回目、これまでで最多の159社341点の応募があり、金賞に92点、最高金賞10点を選出した。表彰パーティには30社が出席、公募した一般の参加者と合わせて110人が来場、卓上に用意された湯煎酒燗器で入賞酒を存分に楽しんだ。
最高金賞を受賞した商品には記念のオーナメントが贈呈された。プレゼンターはタレントの「なべやかん」氏。「なべにかん」(鍋に燗)のタスキをかけて登場すると、「冷え込むと鍋料理が恋しくなりますね。そんなときには燗酒がいちばんです!」と宣言。ちなみにご本人は下戸で、酒は一滴も飲めないそう。
再来週の立冬(11/7)は「鍋の日」。日本酒メーカーはこの日、「鍋に燗」を大々的にアピールしようと計画しているが、スローフードジャパン燗酒コンテストが先頭を切って「鍋に燗」を打ち出した。
ご臨席の最高金賞を受賞メーカーが勢ぞろい
ゲンを担いで右肩上がりで「乾杯!」
すべての入賞酒をずらりと並べ、自由に試飲いただいた
テーブルでは蔵元の説明を聞きながら卓上酒燗器「燗すずめ」で銘々に燗をつける
金賞受賞蔵元の代表者に表彰状を授与。表彰者はスローフードジャパン笠原健一理事
開会挨拶は酒文化研究所代表 狩野卓也