「世界で一番飲まれているバーボンは?」と聞かれて、「ジンビーム」と即答できるあなたは相当な洋酒ツウだ。日本ではあまり知られていないが、実は世界120か国以上で親しまれているスーパーブランドである。
写真:日本でのパートナーであるサントリー酒類の小泉敦スピリッツ事業部長とがっちり握手
『ジンビーム』で乾杯。「クールバーボン!」とフレッド・ノウ氏(ジムビーム蒸溜所マスターディスティラー
今年、『ジムビーム』が日本に本格的に上陸する。いち押しの飲み方は「ミントジュレップ」。バーボンにガムシロップを少々加えてソーダで割り、フレッシュミントを添えたカクテル。アメリカの競馬の最高峰レース「ケンタッキーダービー」のオフィシャル・ドリンクでもある。
もっともバーボンは自由の国アメリカ生まれ。堅苦しいことは言わないで、コーラやジンジャエールで割ったり、イチゴやパイナップルなどのフルーツをトッピングしたりして、好みの飲み方で楽しむのが一番だ。たっぷり氷を入れて、自由に割ってクール(かっこよく)に楽しもう。
2月7日、東京・渋谷のダイニングバー『NOS ORG(ノスオルグ)』の特設ステージには、ビーム社ジムビーム蒸溜所のマスターディスティラーのフレッド・ノウ氏の姿があった。手にはミントジュレップのグラス。「さあみんな、バーボンで乾杯しよう。合言葉は『クール バーボン』だ。準備はいいかな、行くぞ、『クールバーボン!』」。会場からも「クールバーボン」の声が湧き上がり、パーティーは元気いっぱいに始まった。
ジムビームガールたちも「クールバーボン!」
樽で6年熟成させた『ジンビーム・ブラック』をソーダで割ってたっぷりのミントと添えた「ミントジュレップ」
飲み方のバリエーションは豊富。左から「ストロベリージュレップ」「ビームコーラ」「ビームソーダ」「ビームミントジンジャー」
ビームBBQソースを使ったスペアリブのグリルやトルティーヤなどアメリカらしい料理が並んだ