WGO日本酒アワード2013 入賞酒お披露目会が開催

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「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2013」の入賞酒お披露目会が、4月22日に六本木ヒルズ49階のタワーホールで開催された。これは入賞したお酒を、実際にワイングラスで味わう催しで、昼間の業界向け試飲商談会には260名、夜の一般向けの試飲パーティには276人、合せて536人が参加した。

写真:パーティの前に行われた表彰式。入賞蔵元はプレゼンターの福澤朗さんと一緒に「日本酒はワイングラスにジャストミート!」

 このコンテストは今年で3回目。着々と出品数が増えて今回は過去最高の206社から393点のエントリーがあった。このうち金賞を受賞した蔵元58社が、この日、入賞した銘酒をもって全国各地からやって来たのだ。
日本酒をワイングラスで飲むスタイルは、和食に偏りがちな日本酒の登場シーンを広げることを狙っている。ワイングラスを使うだけで日本酒はスタイリッシュになり、洋の食卓にもよく似合うというのである。
それだけではない。ワイングラスで飲むと日本酒の味がわかりやすいという。ワイングラスは香りがよくわかる形状になっているため、ぐい飲みや猪口よりも香りが立つ。だからスッキリと軽快で、香りの高いタイプの日本酒には特にこのグラスがよく合うそう。一般向けのパーティの来場者は半分以上が女性だったが、感想を聞いてみると、「日本酒にこんなにいろいろな香りがあるとは思わなかった」「日本酒は酔っ払いの臭いイメージがあったけれど、いい香りでびっくりした」「ワイングラスはオシャレでいい」いう。ワイングラスで日本酒を飲むスタイルが、日本酒ファンをどこまで増やすのか注目していこう。

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お披露目パーティの参加者の半分強は女性だった

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一本義久保本店(福井)は3部門で入賞、さらに今年は最高金賞も受賞

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白鶴酒造(兵庫)はお値打ちな『白鶴 大吟醸』が最高金賞を受賞

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一ノ蔵(宮城)はスパークリングSAKE部門で『一ノ蔵すず音』が2年連続で最高金賞


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ワイングラスでの日本酒の変わり方を説明するセミナーも開催

*アワードの詳細は「ワイングラスでおいしい日本酒アワード公式サイト」で
http://www.finesakeawards.jp/index.html

2013年04月23日 23:21