7月31日に日本酒造組合中央会(東京都港区)でスローフードジャパン燗酒コンテスト2015が開催された。7回目となる今回は223社から633点の商品が出品され、過去最高を更新、世界一出品数の多い燗酒コンテストであろう。
<写真>審査員:酒造技術者や酒類流通関係者など30人で審査した
審査はすべてブラインドでおこなわれ、酒造技術者や酒類の流通や料飲店の関係者などからなる30名の審査員は、途中休憩をはさみながら一定のペースでテイスティング、ひとつひとつを評点し評価ポイントを書き込んでいく。ひととおり審査が終わったのは16時。10時過ぎにスタートしてから、6時間近くを要した。
その結果、最高金賞(上位5%)に31点が選ばれた。
審査会:1人100点強をブラインドで5段階評価
審査酒:銘柄がわからないようにすべてマスキング
湯煎:温度を計りながら審査番号順に燗をつける
きき猪口:きき猪口は審査酒が変わるたびに洗って拭きあげて使用