震災から一年 サントリー九州熊本工場 見学再開

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 昨年4月の熊本地震で大きな被害のあった同工場は、懸命な復旧作業の甲斐あって昨年末に『ザ・プレミアム・モルツ』の樽生製品の出荷を再開。年初にはビール類缶製品の出荷を再開し、震災からほぼ一年となる4月12日に、ようやく一般向けの工場見学を再開した。

写真:鳥井信宏副社長(サントリーホールディングス)、山田賢治社長(サントリービール)、橋本猛工場長(サントリー九州熊本工場)らは記者会見で、謝辞と力強く展望を述べた


 見学再開に際して鳥井信宏サントリーホールディングス副社長は、復旧での多大な支援に感謝を述べたあと、県内外から大勢の人に来ていただくことで被災地の復興に貢献できれば幸いだと挨拶した。なお、同工場はまだ完全には復旧しておらず、五月以降の清涼飲料の製造再開を目指している。
 また、工場の見学再開に伴い見学内容は、醸造家たちのおいしいビールづくりへの熱意が伝わるように刷新された。

サントリー幹部と地元自治体首長がテープカット
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工場見学再開の最初のお客様たち
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新しい見学コースではビールづくりの醸造家が熱く語る
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ダイヤモンド麦芽など素材を確かめる
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ビールの約9割は「水」。仕込水の大切さと水を守る涵養林保護の活動を知る
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サントリーグループとして熊本地震復興への全面協力「サントリー水の国くまもと応援プロジェクト」
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見学の最後に注ぎたての「ザ・プレミアム・モルツ」を試飲。笑顔がほころぶ
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山田社長と橋本工場長みずからがご来場者をお見送り
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2017年04月29日 16:22