カクテルアワード2004は泡盛ベースで決まり

photo041109.jpgいろいろ行われているカクテルコンクールの中でも最大規模の催しであるカクテルアワード2004(主催サントリー)の最終審査と発表式が行われた。最高賞は「ニライカナイ〜神の棲む美ら島」(作成者:馬場由美子/ロイヤルホテル・大阪)で賞金200万円とヨーロッパリキュール旅行を獲得した。
(写真左から2人目が馬場さん)

審査会場では、ふたりずつ特設ステージでカクテルの試技を行われる。スポーツ競技を見る高揚感もある。静かな作業からはじまり、シェーカー振るときだけは激しくかつ優美な動き。最後は静かな仕上げで動作で終わる。能舞台を見ているような錯覚さえ感じられるから不思議だ。
およそ3000点の応募作品の中から書類審査を経て、入選となった20作品が会場内で最終審査に臨み、審査員により決定された。アワードを獲得した馬場さんは今回が7回目の応募とのことで、今までは書類審査で落ち続けたとのこと。グランプリを獲得したときには思わず感涙にむせんでいたのが印象的でした。
今年からは一般の方を対象に「あなたのカクテル募集」もはじめて行われました。こちらも最優秀作品は賞金100万円とヨーロッパ旅行という豪華なもので、カクテルブームを受けてか、1万人もの応募があった。来年以降も実施されれば、腕に覚えのある男女が大挙して応募しそうな予感もある。

2004年10月28日 09:34