カクテルアワード2005決定!!

photo051031.jpg カクテルアワード2005は「Cool Beauty 〜清涼美〜」。「ちゅらディア」と「ラズール」というリキュールを使ったショートカクテルで、ニューオータニ神戸ハーバーランドの影山清史さんの作品。

 10月25日に東京で開催された2005サントリー・ザ・カクテルアワード。今回のコンペティションも例年通りの激戦で、全国各地で活躍するバーテンダーたちから約1200作品のエントリーがあり、20作品が最終選考会に進んだ。
 最終選考会では、応募者が厳しい審査員と大勢の観客の前で応募作品をつくる。審査は、カクテルを作る動きの美しさ、カクテルそのものの美しさ、味わい・香り、ネーミングのよさなど多方面から総合的におこなわれる。そして、今年の作品の頂点に立ったのが「Cool Beauty 〜清涼美〜」である。
 結果が発表されるとステージ上で影山さんは大きくガッツポーズ。会場からは大きな歓声が湧き上がった。プレゼンテーターの長谷川理恵さんから花束を受け取りインタビューが始まると、感極まって影山さんの目からは喜びの涙がこぼれた。それでも一年前から準備を進めたこと、大勢のバーテンダー仲間や先輩からアドバイスをいただいたこと、これからも脇役に徹しお客様に愛されるバーテンダーになるよう努力したいと話す。そして、優勝賞金の200万円はもっと能力を高めるために自分に投資したいと力強く宣言した。
 また、会場には家庭で簡単に作れる「おうちでカクテル」コーナーが設けられ、来場者の関心を引いていた。日本にもカクテルが静かに着実に浸透してきていることを感じさせるコーナーであった。

2005年10月31日 13:46