アメリカ最大の日本酒イベント「JOY OF SAKE」が11月2日に日本で初めて開催される。日本酒の吟醸酒は、プレミアムサケとしてニューヨークで人気が急上昇。日本食レストランはもちろん、フレンチやイタリアンのレストランにも置かれ始めた。日本に居ながら、外国人から見た日本酒を体感する絶好の機会である。
写真:オープニングは鏡開き。ニューヨーク会場で。
この催しは、アメリカで流通する日本酒のコンテストに出品された商品の試飲パーティで、開催地の日本食レストランの飛び切りのフードとともに楽しむもの。コンテストの対象は全米で流通する日本酒。それを日米の専門家が審査し、優秀なものにゴールド、シルバーなどの賞を授与する。
2000年にハワイのホノルルで始まり、サンフランシスコとニューヨークでも開催されてきた。そして10周年を迎えた今年、本場東京で開催されることになった。主催者のNPO国際酒会のクリス・ピアス氏は言う。「日本で日本酒が減少し続けていることはよく知っています。アメリカとは正反対です。思うにそれは日本酒がおいしくないからではなくて、プレゼンテーションに問題があるからです。アメリカで日本酒の魅力を伝えるには、ドラマチックな演出、わかりやすいワード、丁寧なサービスが必要でした。この経験を東京でプレゼンテーションしたいと思います。これが、ひとつのきっかけになって日本酒に関心を向けてくださる人が増えれば願ってもないことです」と。
まもなく開催されるJOY OF SAKE TOKYO で日本酒を巡る世界の潮流を感じてみてはいかがだろうか。
申し込み・問い合わせは http://www.joyofsake.jp/tk.html
その数300点超の日本酒を思い思いに試す。
地元の人気レストランが多数出店、お奨めの一品を提供
おむすびも、こうなると立派なおつまみ
スポイトの日本酒カクテルを生牡蠣に加えて食す
大西洋のウニ豆腐? 激うま
酒蔵の商品を紹介するブースもちらほら
忍者姿で商品をアピールするメーカーも