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上海にハイボールタワー発見
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トリスガールを発見!
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紹興酒が健在 杭州の海鮮中華
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杭州のライブバーのギンギラ女子
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激辛アツアツのカレー鍋をハイボールで
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続々登場 上海で日本の酒と食体験
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大吉で発見! 上海ボール
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上海のウイスキー好きが大集合
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ハンバーガーwithハイボールを求めて
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上海でメキシコ気分
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ハンバーガーで「焼き方は?」と聞かれる店
海外の都市で日本人がもっとも多く住んでいるのは上海だが、日本人ばかりが多いわけではない。上海万国が来年に迫っていることもあって、韓国、ベトナム、タイなど近隣国はもちろん、アメリカ、イギリス、ドイツ、メキシコ、ブラジルなど世界中からたくさんの人が集まっている。行き来があれば食や酒の交流が始まるのは当たり前、見廻せば上海には各国の食がいたるところにあるのであった。
これを見逃す手はない! 各国の味を上海で味わって、さらにその国の酒でハイボールを試してみることにした。題して上海ハイボール万博。手始めはタイとインドから。
さっそくタイ料理のレストランをリストアップ。ホテルから遠くなく、ブログでも評判のいい店が「ケヴィンズ・バー」だった。ランチの客も終わって賄い食が始まろうかと言う時間、大通りから頭の上に洗濯物が干してある細い路地を進むと、ひっそりと店があった。「いいですか?」と恐る恐る覗くと、にっこり笑って「どうぞ、どうぞ(たぶんそう言っている)」と若者が招き入れてくれた。
「メコンウイスキー(タイの模造ウイスキー)のソーダ割りはできる?」と聞くと、メコンは扱っていないと言う。若者は、メコンよりジャックダニエル(以下JD)の方がおいしいというそぶりでボトルを見せる。お奨めにしたがってタイのハイボールは「JDのソーダ割り」ということにした。あわせてタイのビールの定番シンハーを1本。
しばらく待って登場したのは、頭が星型のマドラーが添えられたハイボール。JDのソーダ割がまずいはずもなく、安心してゴクゴク。飲みくだして思わず「ア〜」と声が出る。トムヤムクン、グリーンカレー、モーニンググローリーの炒めという定番料理はマイルドで、激辛を覚悟してきた我々は肩透かしを食った感があったものの、レベルは高く大満足。
タイ料理が消化する間もなく2軒目はインド料理。若いデザイナーのブティック、小物・雑貨の店、画廊がひしめく人気スポット田子坊の一画にあるロータスランド。目当てはインド産ウイスキーのハイボールである。
狭い階段を2階に上がるとテーブル席と小上がり(?)があった。客は欧米系、アジア系(もちろん中国含む)、中南米系がほどよく入り混じりいい塩梅。靴を脱いで小上がりで食べるカレーは美味で、インドビールのキングフィッシャーのホップ香が雰囲気を盛り上げる。インドウイスキーのロイヤルチャレンジは今回が初体験。ソーダ割とオーダーしたハイボールは、氷なしのノーロックスタイルでかなり温い。ウイスキーの味はうまくまとまっていたので、これでよく冷えていたらスパイシーなカレーがもっとおいしかったのにと、少し残念だった。
(文・写真 酒文化研究所 山田聡昭)
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