旅館や飲食店では食器やお酒が割れたり、建物が傷んだりする直接的な被害も少なくありませんでしたが、何よりも困っているのは震災も落ち着いた今もまだ客足が戻らないことです。おいしい料理とお酒、丁寧なおもてなしで頑張っているお店がたくさんあります。熊本へどんどん飲みに行きましょう。
写真:自慢の魚介類は鮮度抜群。
熊本の中心部、ドンキホーテの裏側・光琳寺通りを下通方面へ向かうとまもなくのこのお店は、名前のとおり熊本は天草の新鮮な魚介類が売りのスタイリッシュな居酒屋です。お刺身の盛り合わせをお願いすると、この日はヨコワマグロ、鯖、うに、キビナゴなどがもりだくさん。
案内してくれた熊本の知人曰く、天草で獲れた魚の多くが長崎産として流通しているのだとか。長崎港は高速道路に傍にあって交通の便がよいため取引量が大きく、漁船の多くが長崎港で水揚げするからだそうです。長崎のおいしい魚も、何割かは熊本の海で獲れたもの、熊本の魚もおいしいんですと胸を張りました。
お酒はもちろん熊本の酒。テーブルには熊本産の酒類をおすすめするドリンクメニューがありました。地元の清酒のほか人吉の球磨焼酎、『サントリー ザ・プレミアム・モルツ』などです。
熊本の酒応援フェアを開催中。