昨秋、日本酒で乾杯推進会議のフォーラムの際に、ゲストの方がマイグラスを持参して壇上で披露していました。みなさん愛用の酒器というものを持っておられたので、少しばかり驚いたものです。そんなこともあり、世間ではどの程度酒器にこだわっているのかが知りたくなり今回の設問設計となりました。回答者424名中、酒器にこだわる人は全体で60％でしたが、性別には女性が70％、男性が54％とかなり開きがありました。
【マスターＴの感想】
自分もそこそこは酒器にこだわっているほうだと自負していました。今回のみなさんの回答を見ていると、酒器へのこだわり方が人生経験によってずいぶんと変わってくるなというのが率直な感想です。若い方は、酒器の形状によって味わいが変わるなどというどこかで聞いたようなことを信奉している意見が多かったのに対し、年輩の方になると、思い出とリンクした酒器を愛用するという、人生の年輪を感じさせるものが多かったです。また、種類を問わずに備前焼愛用者が目立ちました。
【Yesの感想や意見】
日本酒や焼酎よりも自分はカクテル、ワインなどを飲むことが多いが、よいグラスを使うと同じ飲み物でも雰囲気がガラっと変わる。ワインにいたっては味わいもまるで変わるから驚きだ。よい酒はよいグラスで飲むに限る（K：男性・20代）
ワイングラスは勿論、日本酒用（燗、冷）、梅酒用、焼酎用と使い分けています。安いお酒でも雰囲気は味わえるものです。お酒を飲む時間（飲める時間）は、ホッとできる少ない時間なので、できるだけ自分がリラックスできるように、好きなアイテム（おつまみなども）を揃えて、大事に過ごすようにしています（冬は熱燗で：女性・20代）
やっぱりグラスには気を使います。�，�酒だけでなく、同時にグラスの美しさ、手触りも楽しめる。��同じグラスを使い続ければ、大体自分の飲んだ量を何杯かで知ることができる。��「これイイ!」というグラスを見つけて購入したら、持ち帰ってお酒を注ぐのがとても楽しい（ヒカチュー：女性・20代）
息子と旅先の鹿児島で作った2つの手作りグラスをマイグラスにして、お互いの誕生日だけに使っています。私は日本酒やワイン、息子はシャンメリーを注ぎ、乾杯する記念日の味わいは格別です（直樹：男性・30代）
酒によって器を変えるというより、それプラス、酒器を購入した場所を思い出しながら飲んだりします。夫婦で旅行へ行った時に購入することが多いので、思い出しながら二人で飲んでいます（えみいぬ：女性・30代）
冷酒の時はガラス製の猪口。ひんやりした感じがよいです。熱燗の時は陶製の猪口にします。温かみがある感じがします（ebetumyan：女性・30代）
日本酒は酒蔵の利き酒会で貰ったぐい飲み。ウイスキーはカナダで買ったショットグラス。長年の付き合いで手に馴染んでいる。もちろんその酒器がなくても酒は止めない（ちゃろ：男性・40代）
マイグラスは10歳の息子が陶芸コーナーで作ってくれた湯飲み茶碗です。いびつな形ですが一生懸命作ってくれたので大切にしてお酒を飲んでいます（りょうま：女性・40代）
基本的には、日本酒は猪口でチビチビと飲むのが好きです。グラスだと「グイッのみ」って感じで、何とも味気がない。ビールはジョッキ。これは、乾いた喉を潤す豪快な「グイのみ」です。でも、缶ビールがスチール缶の頃は、缶の臭いが気になりましたが、今のアルミ缶に変わってからは、ジョッキよりもビールが冷え冷えで飲めるので、缶ビールそのまま派になりました（エンゼル：男性・50代）
冬は備前焼の徳利とお猪口、夏は涼しげなガラスの徳利に江戸切り子のお猪口と使い分けています（けちけち：女性・50代）
こだわると言うほどのものはありませんが、愛用しているのは備前焼の酒器。ビールもお酒も焼酎もこれを使っています（バーバ：女性・50代）
【Noの感想や意見】
特にこだわりは有りませんが、ビールを飲むときに、真空保冷タイプのジョッキを使うのが好きですね、冷たいまま最後まで飲めるのでガラスのジョッキより好きです（かめ：男性・40代）■
