規制緩和の一貫でどぶろく特区が設けられて5年経ちました。現在では、ほとんどの都道府県にどぶろく特区が設けられていますが、現地で飲むことが原則なので、都会で暮らしているとなかなか飲む機会はありません。
今回の回答結果は、YESが39％、NOが61％でした。年代別では、30代以下が30％、40代が40％、50代が50％、60代以上が56％となっています。また、男女別では男性が44％、女性が28％と男性のほうが体験率はかなり高くなっていました。また経験有りの308人にはどんなどぶろくを飲んだのかも聞いてみました。多い順に「店や個人がつくったもの」と「メーカー製品」が96人ずつ、次いで多いのが「特区へ出かけたとき」が72人で、「特区から取り寄せた」が15人でした。
【マスターＴの感想】
どぶろくという言葉から強い酒を連想する人が多いようである。実態には度数は日本酒よりも低いのであるが、酒というよりも食べ物の感覚に近いので、つい飲み過ぎてしまうのだろう。特に米粒が残っているタイプのものはそうなりやすい。
好き嫌いを超えて、どぶろくづくりを解禁して欲しいという声も多かった。また、北関東や東北を中心に、特区以外で手づくりどぶろくを飲んだ人が多かったことも予想外であった。法律で禁止されているのを知ってか知らずか、農村部では細々とつくり続けられているようだ。
【Yesの感想や意見】
※カッコ内の最後の数字は飲んだどぶろくのタイプ：
�‘旦茲念�んだ ��特区から取り寄せた ��メーカーの製品 �じ朕佑篥垢�つくったもの �イ修梁�
味にピンキリがあるものの、こんなに美味しいものだとは知りませんでした。規制緩和を進めて普段でも飲めるようにしてほしい（一匹目の子豚：男性・20代・� �
行かないと飲めないというのが、レア感があっていいと思います。周囲の環境もより一層美味しく思わせてくれます（ちょろた：女性・20代・� �
山形では、どぶろくは身近な存在でよくいただきます。私もどぶろくの独特な風味が好きで、毎年楽しみにしています。特に冬場は欠かせません（たすけん：女性・20代・�ぁ�
素朴でお米のとろりとした優しい味わいは、寒くなると飲みたくなる。甘さとフレッシュさがあいまってほっこりした楽しいお酒だと思います。今度は特区に行って、その土地ならではの風土を感じながら飲んでみたい（sasanu：女性・30代・�◆�
農家では当たり前のようにつくっていました。今も実家のほうではつくっています。販売用でない限り、問題ないのではと思います（りさこ：女性・30代・�ぁ�
人によってつくり方が微妙に違い、味も違う。なかなか奥深い物がある（酒仙太郎：男性・30代・�ぁ�
上司がつくったどぶろくを飲みました。経済活動（観光を含む）を盛んにするためにも、特区など規制しなくてもいいと思います（BIN：女性・40代・�ぁ�
昔はすっぱいだけの変なお酒というイメージでした。3年前に飛騨の合掌造りの村の神社でだされたどぶろくを飲んでから、時々飲むようになりました。江戸時代までは主流だったと聞き、時代劇が好きな私としては濁り酒を飲みながら歴史物をみるのが最近の楽しみです（酒味は酒：男性・40代・� �
あまりおいしくなかったです。あとから吐いたことしか記憶にありません（苺：男性・40代・�ぁ�
近くの酒屋に置いてあったので買って飲みました。甘酸っぱくて飲みやすかった。昔、小網神社ので飲んだ覚えがあるけど、ほんの少しだけなので味が解りませんでした。普段飲みたいとはあまり思わない（夢屋だよ〜ん：男性・50代・��）
日本の大切な伝統文化である「家庭での酒づくり」なのだから、課税を止めて、自由に楽しめるように法律を改正すべきだ（ねぎ：男性・50代・��）
田植えの頃10時と3時の休憩時は自家製のどぶろくでした。就職し何年振りかで帰郷し飲んだどぶろく最高でした。酒でありながら甘酒感覚でいつの間にか酔ってしまう。喉ごしが良く粒々が残っているので噛みながら飲んだ（鶴さん：男性・60代以上・��）
個性や地域性が、顕著に表現された飲み物ではないでしょうか。最初は、にごり酒がどぶろくと思っていましたが、本物を飲んでからは、これは文化、芸術品と感じました（コミー：男性・60代以上・�ぁ泡�
