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城島酒蔵びらき
■メイン会場で飲み比べ
まずは「飲み比べチケット」(猪口6杯分)を購入して入場(2014年は500)  今年21回目を迎えるこの催しは、久留米市の城島地区にある9つの酒蔵が参加する、町をあげての一大イベントとなっています。2日間で10万人が集まるメイン会場の城島町民の森(公園)には、各蔵の吟醸酒や純米酒を飲み比べる「城島の酒飲みくらべコーナー」、酒の肴をつまみながら立ち飲みスタイルで楽しむ「角打ちコーナー」、大きな鍋に地元の野菜とたっぷりの地酒でつくる「元気鍋コーナー」が設けられ、仮設テントやベンチで思い思いに地酒を楽しめます。
 来場者は久留米周辺からだけでなく、福岡市や県外からもバスツアーで大勢の人が訪れます。毎年ご夫婦で参加しているという男性は飯塚から。「真冬の屋外なのでしっかり防寒して参加します。酒蔵のとっておきの酒が存分に楽しめるので気に入っています」と。グランドゴルフの仲間で福岡市内から参加した方もバスツアーでした。「車を運転しなくていいからバスツアーが一番。朝から飲んでお昼に鰻を食べて帰るのが楽しむなんです」と。

飯塚から毎年ご家族でしていらっしゃるAさん飲みくらべコーナーでは好きなお酒を6杯飲めます地元の食材を味噌仕立てにした元気鍋。地酒をふんだんに加えてコクを出します角打ちコーナーは立ち飲み居酒屋の雰囲気
運営を支えるのはボランティアスタッフ飲食店のブースでは様々なフードが並びます駅前には会場の案内看板酒蔵に寄りながらシャトルバスは駅とメイン会場を結びます
■蔵ごとに温かいおもてなし
酒蔵の臨時の売店は大賑わい お客様を受け入れている酒蔵もあります。昨年は7つの蔵元が蔵を開放しました。ある蔵元は「ふだんは一般客の見学を受け入れる体制が無いのですけれど、この時だけはぜひお越しください」と。蔵ではそれぞれに工夫凝らしたアトラクションが用意されていました。ミニコンサートを開催したり、燗酒をお座敷で味わえるようにしたり、市販していないタンクから汲んだばかりのお酒を振る舞ったりと盛りだくさんです。 会場の最寄駅はJR鹿児島本線荒木駅と西鉄天神大牟田線三瀦駅。メイン会場までシャトルバスが走り、蔵を開放している酒蔵の近くで乗り降りできます。

福岡は牡蠣の産地でもあります。焼牡蠣が日本酒によく合います自慢の酒をお燗で提供する酒蔵も奥の広間を開放して酒盛り酒蔵の庭先でミニコンサート

〈城島酒蔵びらき〉http://nanbu-shoko.jp/sakagura/