昭和31年に開業した十三トリスバー。トリスバーは気軽にウイスキーを楽しめる店として高度経済成長期に一世を風靡したカジュアルなバーです。十三トリスバーは当時のスタイルのまま今日まで続く老舗として愛されてきました。
ところが2014年3月7日の早朝、阪急電鉄十三駅前の料飲店が密集する一角で発生した大規模な火災で店は焼失してしまいます。直後から再開を支援する声が上がり、店主の江川栄治さんはブログにこう綴りました。
「皆様ご心配を、おかけしました、残念ながら先日の火災でお店は全焼しました。 40軒程大変なことになりました。暗くなっては、病気のもとになりますので、前向きに頑張りたいと、思ってはおりますが、どんな問題を乗り越えないと行けないか、まだ分かりません。これからも、ご支援よろしくお願いいたします」http://13torys.web.fc2.com/
そして、半年後の昨年の8月下旬、関西を代表する歓楽街の北新地に十三トリスバーは復活します。真新しい店には十三時代の懐かしい品もちらほら。人気メニューのイカ焼きや自家製コンビーフ、そして変わらぬウイスキーハイボールを楽しむことができます。
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