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香港でバーを始めて3 年という遠藤真彦さんは、バーテンダーとしてのキャリアを博多でスタートさせました。仕事の合間に練習を重ね、数々のカクテルコンテストで優秀な成績を収めます。そして得意の英語を活かして、海外でバーテンダーとしての腕を試してみたいと日本を飛び出したのでした。
最初は香港と日本の習慣の違いやお客さまの好みの違いに戸惑ったそうです。香港で手に入る酒は同じ銘柄でも日本とアルコール度数が違ったり、日本では使っていたものが手に入りにくかったり、フルーツの甘みが違ったりするため(結局、フルーツは日本から輸入することにした)、ほとんどのカクテルレシピをつくり直すことになりました。また、香港では思ったような氷が手に入らないため、バックヤードに大型の製氷機を持ち込んで、三日間かけて自分でゆっくりと氷にしています。
お客さまのカクテルの好みも違います。日本で好まれるバランスのよいものは、「薄い」と言われてあまり好まれず、特に欧米のお客さまには「ネグローニ」のようなパンチのある味わいのカクテルが人気だそうです。
今では香港にもすっかり慣れて、今年から奥様のあゆみさんが手伝うようになりました。香港での酒のトレードショーで講師をすることも増えたという遠藤さん、ますます活躍してくれそうです。
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4/F, Kiu Yin Commercial Building, 361-363 Lockhart Rd, Wan Chai, Hong Kong TEL: +852 3571 9797
(Wan Chai Station(灣仔駅)徒歩7 分)
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