 |
■激辛商店街の辛口ハイボール―aa向日町店

京都から阪急電車で大阪方面に向かう途中にあるのが向日市。交通の便が良すぎて買い物客の流出にしがちなこの町で、商店街が集客の切り札に仕掛けたのが「激辛」だ。もともと辛い料理のある中華料理屋、カレー屋、焼き肉屋ばかりでなく、お好み焼き屋もうどん屋も激辛メニューを揃える。さらにスイーツ屋や豆腐屋まで激辛という徹底ぶりだ。
そんな向日市商店街のご当地ハイボールは当然のことながら激辛ハイボール。その名も「からっキーハイボール」。ラッキーとひっかけてあるのは、きっと近くに競輪場があるからだろうか。
阪急東向日駅を降りて商店街を進む。真っ先に目に飛び込んできた「からっキーハイボール」の店は中華料理「aa向日町」。チャーハン、エビチリ、ラーメン、杏仁豆腐など、メニューのほとんどに激辛バージョンがある。とりあえずエビチリを辛さ2倍で注文して、ハイボールを一杯。ベースはトリス、トマトジュースとソーダを加えて、仕上げにタバスコをたっぷりという代物。どれほど辛いのかと恐る恐る飲んでみると、タバスコが利いていてスパイシーではあるが思ったよりも飲みやすい。レシピからすればウイスキーベースのブラッディメアリーだから不味いわけはないのだが、飲んだ後に辛さがズンズンズンと追いかけてくる。
思わずエビチリをひと口。ところがそれが大誤算、こっちの方がずっと辛かった。辛さ2倍にしてもらったのを忘れていた。再び「からっキーハイボール」に戻ってゴクリ。ふぅ〜っと、ひと息。辛さと辛さの相乗効果、ぜひお試しあれ。


|
aa向日町店
向日市寺戸町小佃19ライフシティ東向日内
075-932-9320
WEBサイト>>
|
■山崎の京都ハイボール―どんぐり三条木屋町店
 激辛ハイボールを試した後に向かったのがお好み焼きの店「どんぐり」。この店はサントリー山崎ベースで、緑茶で風味をつけた京都ハイボールを提供していると聞いたのだ。飲食店が連なる木屋町の通りを上っていくと、三条通りを右折してすぐの左側。暖簾をくぐると奥へと続く細長い路地が伸び、趣のあるエントランス。店内は一転、カジュアルで清潔な居酒屋だ。ピカピカに磨かれた鉄板が、お好み焼きが売りであることを伝える。
さっそく京都ハイボールをオーダー。つまみはひと口きゅうりの三味和えと澤井醤油の冷奴。京都らしくさっぱりというわけではなくて、前のaaさんのエビチリのボリュームがあって、お好み焼きを食べる余裕がなかったのである(次回は必ず!)。
京都ハイボールは山崎の味わい緑茶の風味が邪魔してしまうのではと危惧していたが、お茶の青っぽい香りがとてもよく馴染んでいた。味わいもお茶のうま味が山崎のしっかりしたボディーとマッチして落ち着いている。うまいウイスキーはどのように飲んでもおいしいと納得させる一杯である。
澤井醤油の冷奴に京都ハイボールがよく合うと思ったのは、うま味の強い醤油と緑茶のうま味成分が、しっくりとつながるからだろう。ひと口きゅうり三味和えで試してみると、京都ハイボールはマヨネーズや塩ごま油で和えたオイリーなきゅうりにも、ピリ辛ポン酢で和えたさっぱりきゅうりにも、ほどよくマッチした。ハイボールの料理との相性の幅の広さを体験できるおつまみだ。

|
どんぐり三条木屋町店
京都市中京区三条通木屋町東入中島町95
075-256-8899
WEBサイト>> |
|