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■欧風亭
北海道の玄関口、新千歳空港が新しくなった。土産物屋は相変わらずの繁盛ぶりだが、今度はレストランが充実、さらにスーパー銭湯までできた。レストラン街には全道からえりすぐった人気ラーメン店が集結するラーメン横丁、ジンギスカンに寿司をはじめ海鮮の店がずらりと並ぶ。その一角にあるのがハイボール横丁である。
まず、目に飛び込んできたのは、もうもうと煙を浴びながら串を焼いている室蘭焼き鳥の欧風亭。焼き鳥とは言うものの、豚肉と玉ねぎの串を特製の醤油だれで焼き上げて、辛子をつけて食べる。これがハイボールに合わないはずはない。さっそく角ハイボールを試す。予想通り「イイネ」だ。
この店はハイボールだけでなくワインも売りだそう。室蘭焼き鳥などワインに合う欧風の料理をメニューに載せている。酒へのこだわりもなかなかのもので、ワインの滓とり蒸留酒のグラッパ(イタリア)やマール(フランス)、カルヴァドス(リンゴのブランデー)がオンメニュー。室蘭焼き鳥で世界に出ようという意気込みが伝わってくる。


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欧風亭
新千歳空港ターミナルビル3F
0123-25-8251
WEBサイト>>
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■ジアス ルーク&タリー

ハイボール横丁を歩きながら居並ぶ酒場を物色。反対側の入り口そばまで来て本格的なバーを見つけた。日本にも空港に本格的なバーができる時代になったのである。店前のメニューボードを見ると「ここでしか飲めないジアスハイボール」とある。これは試してみないわけには行かない。
カウンターに腰掛け、さっそくジアスハイボールをお願いする。タンブラーに氷を数個入れて角瓶を注ぐ。クルクルとマドラーを回してウイスキーをよく冷やしてからソーダ。仕上げに爽やかなスモーキーフレーバーが特徴のサントリー白州10年をそっと注ぐ。ゆっくりと角ハイボールの上に浮かべるように注ぐ。なるほどジアスハイボールは「白州のちょい足し」であった。少し前からラーメンでもカレーでも牛丼でも、「ちょい足し」してオリジナルの味にするのが流行りだが、ハイボールもこんな遊びをし始めたというわけだ。
味の方は熟成したモルトウイスキーである白州がプラスされれば、それはおいしい。ボディがしっかりして香りも上質さが増す。角ハイボールはバランスがよくマイルドだけれど、白州がアクセントになって立体感が出てくる。こんな試みがこれからいろいろ出てきそう。それはそれでおもしろい。

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ジアス ルーク&タリー
新千歳空港ターミナルビル3F3
0123-46−3959
WEBサイト>> |
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