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■火の国ハイボールから温泉の国へ鹿児島へ
赤酒とウイスキーを使った「熊本ハイボール」のほかにも、熊本にはご当地ハイボールがあった。居酒屋「憲沙百(けんさびゃく)」で見つけた火の国ハイボールだ。あのイタリアンレッド、甘苦いリキュールのカンパリをトリスにプラスして、赤く燃えるようなハイボールに仕立てたのだという。熊本名産の馬の筋肉の煮込みや人文字のぐるぐる、炙ったからし蓮根を肴に火の国ハイボール。これがかなりの高い完成度でとってもおいしく、思わず3杯も飲んでしまった。元気いっぱいの店員さんたちとのやり取りも気持ちよく、熊本の夜は更けていった。


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憲沙百
熊本県熊本市安政町6-4 アスコットホテル2F
096-356-5075
WEBサイト>>
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翌朝、九州新幹線で鹿児島へ。ちょっとウトウトすると鹿児島中央駅。ホームから階段を降りて、さすが鹿児島と感心したのは焼酎バーである。お土産屋さんや軽食コーナーの一角にバーカウンターがあって、鹿児島の芋焼酎がドドンと並んでいる。ショットで手ごろな価格で味わえるというから、さっそく「本日のおすすめ」をお湯割りで一杯試すと、昨夜の夜更かしがたたったのか急にだるくなってしまった。
ふう〜っとひと息ついて、時計を見る。まだ10時過ぎ、ランチタイムの店が開くまでにまだ間がある。さて、どうしたものか。ここでこのまま飲んでいるのもいいが、少し休みたい気もする。さて・・・そうだ、近くに朝風呂はないものか。ひと風呂浴びてすっきりしよう。これはいいアイデアだと思いスマホで検索してびっくり。火山が近い鹿児島市内はどこでも温泉が湧き、銭湯はほとんどが温泉だというのだ。しかも朝からやっている。近場の温泉を探して、歩いて10分ほどの薬師の湯へ向かう。
この選択は大正解。柔らかい肌触りのいいお湯に浸かって酔いが抜け、鹿児島いちの繁華街天文館のハイボールがまたおいしくなりそう。
 当てもなくランチタイムに営業しているハイボールの店を探す。小雨の降る天文館をぶらぶら。そして見つけたのが鹿児島名物の黒豚ハンバーグを出す松籟(しょうらい)だ。品のいい店構え、中はダイニングバーの雰囲気で夜も素敵に飲めそう。ハンバーグ定食を頼んで、ハイボールを出してもらう。昼間でも角ハイボールなら出せるそう。黒豚ハンバーグをひとくち、ハイボールをゴクリ。ご飯をパクリ。食べながら飲める角ハイボールの真骨頂が発揮されて、ハッピーなランチとなった。
帰りは鹿児島空港から。市内からバスで空港へ向かう。少し時間があったのでお茶でも飲もうかと案内板を見ると、なんと空港内に足湯がある。市内で朝湯、空港で足湯。南九州ハイボールの旅は温泉の旅でもあった。
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松籟
鹿児島市千日町9-23
099-227-0520
WEBサイト>> |
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